ツキを呼ぶ学問を風水といいます
テレビ番組やラジオなど、収録の時、まず最初にお願いされるのが、「はじめて風水という言葉を聞く人に理解できるように、簡単に風水についてを説明してください」ということです。
こちらでは、これまで知らなかった人にもわかりやすく風水についてお話していきたいと思います。
風水とは環境開運学です
「環境とはどういう事をさすと思いますか?」と聞いてみると。
ほとんどの人は「環境って、我々の周りをとり囲んでいるもののことだと思います。
衣食住を環境って言いますよね」と答えます。
でも、環境とは衣食住だけではないのです。
旅行に行くのも、映画を見に行くことも、パーティに行くことも環境ですし、そして考え方も環境です。
旅行などを「遊」考え方を「心」として、風水では「衣食住道心」の5つの柱を環境と考えています。
そしてそれらのすべてが幸せに関わっているのです。
すなわち、私たちをとり巻く暮らしのすべてが環境であり、そのすべてが幸せをつくると考えるのが、風水というわけです。
自然に従い、自然の力をとり入れる
それでは、風水家相とは古代中国で考えられた「住まい学」です。
この歴史はとても古く、3千年とも4千年とも言われていますが、何はともあれ黄河流域の人たちが幸せに、かつ安全に住むために生じてきた学問です。
その当時は部屋の間取りより自然とじょうずに調和すること、自然に逆らうことなく、自然からの力を取り入れて日々を過ごすか、ということが考えられていました。
現代の風水家相の原点も、この考え方だと言えます。
風水は占いと考えられているかもしれませんが、そんなことはないのです。
環境をととのえて幸福を呼ぶ環境学、れっきとした学問なのです。
人間は環境に特に左右される生き物です。
人類の誕生から、人間は環境に応じ進化し、文化をつくり上げてきました。
そうして、環境が変化することで考え方が変わり、同時に性格や人格も変わります。
ですから、幸せになりたいと思うなら、まず幸せになるための環境をつくることです。
これからは 『衣食住道心』を使って行動しましょう!
21世紀は行動することで自分を高められ、行動することではじめて評価がくだされます。
どれだけ理想を語っても、それが実践できなければ、ただの無駄話にすぎません。
行動して環境を変えてこそ、はじめて自分も変わることができるのです。
21世紀に幸福になりたい、と考えるのなら、まず行動してましょう。
幸せになるための行動をすることで、幸せな結果になるのです。
行動の目安となるのは、「衣食住遊心」の5つです。
「衣」とは身につける物のことですが、いつもの服はもちろん、インナーやメイク、靴、バッグ、髪型などのファッション全体をさします。
「食」とはもちろん食べ物のこと。食事も幸せの道具ですから、1日3回の食事を、幸せをベースにして選ぶか、そうでないかでは大きく違ってきます。
「住」は住む場所のこと。住まいはあなたのまわりにあるの物で一番大きな物です。
それだけに幸運度も大きく影響します。
家の間取りや室内装飾はもちろん、周囲の環境も重要です。
「遊」とは旅行や趣味、レジャーですね。「楽しみながら開運する」のが、風水の特徴です。
また、遊は先の衣食住に関しての風水術を凝縮させたものと考えてもいいのです。 さて、最後の「心」は思考、哲学であり、風水の5本柱のなかで一番重要なです。
「衣食足りて礼節を知る」ではありませんが、衣食住遊が足りてはじめて、心の分野まで踏み込むことが可能になるのです。
この心の分野がわかったあなたは、風水の免許皆伝といってもいいと思います。